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前回は「太陽星座」について紹介しました。
今回は太陽星座と同様にとても重要な「月星座」の意味や読み解き方を学び、理解を深めていきます。
今回も10個の天体について学習を進めていきましょう!
本日は月星座の性質について学んでいきます。
太陽星座は社会で人と接するときに見せる性質であり、あなた自身でコントロールできる性格だということがわかりました。
では月星座はどうでしょうか。
月星座について詳しくみていきましょう!
月星座ってなんだろう?
月星座とはあなたが生まれた日に月と重なっていたサイン(星座)のことです。
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月と人間の関わりはとても深く、たとえば身近でいうとカレンダーが思い浮かびます。
カレンダーは1か月間が28日~31日ありますね。
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新月から次の新月までの月の満ち欠けは約30日サイクルであり、約30日で1か月としています。
これを「太陰暦」と言いますが、なんと古代メソポタミア文明の頃からこの太陰暦を活用していたと言われています。
古代メソポタミア文明の頃から月と人間は関わりが深かったんですね。
その他にも女性には欠かせない月経も月に1度訪れ、その言葉の中にも「月」という文字が入っています。
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このように月は私たちの生活になくてはならない存在なのです。
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太陽星座は男性的天体で、男性の象徴とされています。
対して月星座は女性的天体で、女性の象徴とされています。
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そのため、特に女性にとって月星座はもっとも重要な天体と言っても過言ではありません。
女性は生活を送る中で、かなり月星座の影響を受けています。
月星座の性質
それでは西洋占星術では月星座はどのようなことが読み解けるのでしょうか。
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月星座とは素を出せる環境下、無意識のうちにあらわれる性格です。
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あなたに生まれ持って備わっている性質であり、無意識のうちにあらわれるため、自分自身ではコントロールできない性格です。
基本的な性質
●月星座が持つ意味:
「潜在意識」「感受性」「神秘的」
「女性」「母親」「妻」
「無意識」「素直」「移り気」「神経質」
●月星座に影響される年齢域:0~7歳
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《解説》
月星座はおもに素のあなた自身を出せる環境下であらわれる、自分自身ではあまり意識していない性質です。
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自分自身を飾らない、気が緩んでいるときに出る性質のため、意識的にコントロールができません。
ですので月星座はある意味で一番あなたらしい、本来の性質を読み解くことができる天体と言えます。
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月星座は生まれ持っている性質のため、新生児である0歳から幼少期の7歳の間に一番影響を受けるとされています。
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まだ何も知らない純粋無垢な幼少期は周囲を気にすることもないため、本能のままに生きています。
その本能こそ月星座の持つ性質なのです。
その人の月星座を読めば、幼少期にどのような子どもだったのかがわかるから面白いです。
●ルーラー(守護星)のサイン(星座):蟹座(かに座)
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蟹座も月星座も
家庭的、親切、きまぐれ
といった同じ意味を持っています。
ルーラーとはそのサイン(星座)を支配している惑星のことを言います。
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支配されたサインと支配している天体は性質がとても似ていて、そのサインの能力を発揮する手助けをしているともとらえられます。
●吉凶:ベネフィック(吉星)
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●エグザルテーション(もっとも力を発揮するサイン):牡牛座(おうし座)
●デトリメント(力が弱まるサイン):山羊座(やぎ座)
●フォール(デトリメントよりも力が弱まり、もっとも居心地の悪いサイン):蠍座(さそり座)
それぞれの天体とサイン(星座)の相性というものは存在し、組み合わせによって最大限力を発揮できたり、逆に力が半減してしまうサインもあります。
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12サイン別、月星座の特徴《どんな子供だった?》
牡羊座(おひつじ座)♈
牡羊座は純粋で素直な心の持ち主です。
子どもの頃から言われたことはしっかりと聞く、素直な子どもだったようです。
活発で、純粋無垢で12星座の中で一番わんぱくだったでしょう。
牡牛座(おうし座)♉
牡牛座はひとつの物事をいつまでも継続することができる能力に長けています。
ひとつ何かで遊び始めたらいつまでも同じもので遊び続けていた子どもだったようです。
途中で終わるということが許せず、ご飯の時間になってもやめないため、お母さんを困らせてたかもしれません。
双子座(ふたご座)♊
双子座はフットワークが軽く、色々なことに目を向けるサイン(星座)です。
子どもの頃は何にでも興味をもち、たくさん習い事を経験したかもしれません。
色々なことに目移りしすぎてなかなかじっとしていられない子どもだったようです。
蟹座(かに座)♋
とても優しく穏やかな幼少期を過ごしていたようです。
大好きなお友達にはおもちゃを貸してあげるなど、幼い頃から優しさであふれていたようです。
ただ、気分屋な一面もあり、意外と喜怒哀楽も激かったようです。
獅子座(しし座)♌
幼少期から立ち居振る舞いが堂々としていて見るからに自身に満ちあふれていたでしょう。
すでに近所のちびっこを引き連れてリーダー的存在になっていたのではないでしょうか。
乙女座(おとめ座)♍
幼い頃からきっちりしているようで、毎日同じ時間に起きるなどの生活リズムができていたようです。
親の行動をよく見ているのでお父さんもお母さんもなかなか気を抜けなかったのではないでしょうか。
天秤座(てんびん座)♎
周囲の状況をよく見ていて、幼い頃からしっかりしている印象を受けます。
あまり意識せずともお友達を優先したり、周囲に気を遣う子どもだったようです。
蠍座(さそり座)♏
好きなものはとことん好きで、同じものを食べ続けるなど、とにかく極端な子どもだったようです。
気に入ったものに執着しやすく、お気に入りの遊びを永遠と繰り返し、それでいて飽きないため、外出先から帰るときに親を困らせたかもしれません。
射手座(いて座)♐
視野が広く、子どもの頃から色々な場所へ行くことが好きだったのではないでしょうか。
親元を離れても平気なため、子供たちだけで行くキャンプなどにうきうきしていたでしょう。
山羊座(やぎ座)♑
とにかく自分が覚えたことはすべて挑戦してみたいという気持ちがあるので、テレビや本で覚えた遊びはすぐに実践していたのではないでしょうか。
他の人ができていることを自分ができないはずがないと謎の自身で満ちあふれている幼少期だったようです。
水瓶座(みずがめ座)♒
並外れた自由な発想でいつでも自分で考えた遊びをしている子どもだったようです。
その発想が周囲に大人気でいつもたくさんの子どもたちに囲まれていたのではないでしょうか。
魚座(うお座)♓
幼少期から物静かで自分の世界に入りがちな子どもだったようです。
頭の中ではいつも空想の世界が広がっていて不思議な子どもという印象を持たれていたようです。
まとめ
月星座は生まれた時から今日までずっと関わりが深い天体だったんですね。
月星座は生まれた時から影響を受けている天体にもかかわらず、読み解くのが難しい天体です。
素の自分であったりあまり意識していない性質だからこそ改めて西洋占星術で読み解いたときに解釈が難しく感じるのです。
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あなた自身の性格を改めて見つめなおしてみたときに、たとえば家族に対する態度と友達や恋人に取る態度は少なからず違うと思います。
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素直なあなた自身でいられるときに見せる態度こそ月星座のサイン(星座)の影響をもろに受けているのです。
幼い頃の性格を親に聞いてみても月星座の性質を読み解くのにとても参考になりますよ。
それぞれの天体の性質はこちら▼
太陽で読み解く性質
月で読み解く性質
水星で読み解く性質
金星で読み解く性質
火星で読み解く性質
木星で読み解く性質
土星で読み解く性質